染みついた価値観が引き起こす『何かをしないといけない』という幻想
2016年6月20日
akalka@低気圧の影響で頭痛気味です。
大学時代のゼミの教授との会話。
「卒業したら長い休みがなくなるのが嫌です」
という私に
「意外とすぐやってくるものですよ」
と彼は言いました。
最初の会社を1年以内で退職した私は
教授の言った通りだ!!
と驚くことに
その通りでした!!!
先生お元気でしょうか。
いつか報告にいきたい。。。
その後、すぐにコーチングの
講師のトレーニングを経て
講師、主催になったので
そこまで長期の休みにはならずでしたが。
その短い休みのなかですら
強く感じたのは
なにかしなければいけない
周りに置いて行かれる
誰かの役に立たねばならない
という強迫観念にも似た
思考の声でした。
大人になるにつれて
「人のために生きなさい」
が染み付くこの社会。
ご多分に漏れず私も
誰かのためになる人になりたいと
一心に就職活動をして、
仕事をしてきました。
それを辞めたとたん、
まるで自分が社会から
ぽーんと外れてしまったような
足元がおぼつかない感じがしました。
まぁ当時の若さも手伝って
勢いと決断力で比較的スムーズに
やりたいことをやろうと
次に進めましたが
それでも
人のためになっていない私は
だめなのではないか
という思いが何度も
浮かんできました。
そうやって思考にとらわれている時は
本当の望みやハートからの声から
離れてしまうこともしばしばです。
今も正直言うとたまーによぎります。
セルフラブコーチの活動をする中で、
これでいいのだろうか
サポートになってるだろうか
不安になることもあります。
こんな時こそ自分の軸に立ち返る。
何のためにセルフラブコーチになったのか。
今私が出来ることはなにか。
そこに立ち返るとチカラが
戻ってくる感じがします。
そして、クライアントと一緒にする
たくさんの体験を通して
自分と向き合い、またひとつ
自分を受け入れる体験を重ね、
どんどん日々をくつろぎ、
楽しめるようになっています。
昔は結果を出したら
はい!次!!
と味わう間もなくいましたが、
今は手放しで
やったーー!!!
と喜びを体全体で味わい、
前に進むことが出来ています。
イタリアの友人はいつも
Enjoy your life!
と言ってくれます。
自分が人生を楽しんでいなかったら
どうして人を幸せに出来るのだろう?
それが根底にあるのです。
私はこの考え方がとても好きで、
利他の精神と
自分を尊重する精神
どちらもあってこそ
本当の貢献がうまれるのだと
感じています。
多くの人は、本当に
十分すぎるくらい
人のために生きています。
だからこそ、
日本中に
Enjoy your life!
を
love
Akalka